PHPカンファレンス新潟2025
レギュラートーク(20分)

日常と抽象とプログラミング

o0h_ きんじょうひでき o0h_
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ソフトウェア開発が「複雑で曖昧なもの」であるという前提で、
我々は「いかに分かりやすくて心地よいコードを書いていくか」に取り組む必要があります。

数多くある「◯◯原則」「◯◯戦術」「◯◯パターン」を事細かに覚えて、使いこなさなければならないのか・・?
─なんだか、ただでさえ「難しくて大変」なことに「小難しくて堅苦しい」ものを上乗せしている感じもしてしまいます。
よりシンプルに、頼りになる思考や感性が欲しいものです。

その意味で、あらゆるものに先立つのは「抽象」だと考えます。
それによって「柔軟さ」と「問題の分離・分解」を押し進める力が手に入るからです。

このトークでは、プログラミングの中や外にある「抽象的に考える」の場面を例示しながら、
それがどのように使い手を助けているのかを紐解きます。
「抽象とか具体ってもっと気軽に考えて良いんだ」と思えるようになるきっかけを提供します。