テストコードを書いたことがない人からすると、テストコードとは『コストをかけられる人が行う、高品質を目指すためのもの』という印象があるかもしれません。
しかしテストコードは全くもってバグを減らすためだけのものではなく、もっと手軽で日々の開発を楽に安全で効率的に進めるためのものでもあります。
「仕様がすごい変わるから付け足しのコードになるのは仕方ない」
「コードを変更するとバグが起きるリスクが高いし、コストもかかるので極力変更してはならない」
「できるだけコード追加で済むようにする」
「デッドコードなんじゃないかって?でも動かなくなったら嫌だしさ…」
――こうした“秘伝のタレ状態”のコードは、まさにテストコードがないことで生まれます。
本セッションでは、テストコードがないとチームやコードにどんな影響が出るのか、テストコードを導入したことで何が変わったのかを、実体験を交えて紹介します。
さらに、テスト文化のないチームでどのようにテストコードを広めていっているのかなどについても解説します。
テストコードを社内に広めたい方、チームでの導入に悩んでいる方、また既にテストを書いている方がその価値を改めて再確認する助けになれれば幸いです。