ISUCON12 本選問題をもっと PHP で(できれば地獄の底まで)掘り下げる by sji

PHPカンファレンス福岡2023
レギュラートーク(15分)

ISUCON12 本選問題をもっと PHP で(できれば地獄の底まで)掘り下げる

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今年に PHPerKaigi 2023 というイベントで、「時間を気にせず普通にカンニングもしつつ ISUCON12 本選問題を PHP でやってみる」というトークをしました。
https://fortee.jp/phperkaigi-2023/proposal/7e212cb2-be37-43e8-b6ee-5236d259fcbf

時間無制限バトルによって、結果的には ISUCON12 の優勝チームが Go で出した本選スコアを PHP で越えることができました。しかし、このときのチャレンジではまだ幾つか試せていない取り組みもあります。

例えば他言語で行われるような、オブジェクトのプールを事前生成して使いまわすような最適化には PHP でも意味があるのでしょうか?
実行時型検査のコストをバイパスするような最適化は可能なのでしょうか?
immutable_cache のような別のキャッシュソリューションに目に見える効果はあるのでしょうか?
Workerman や他の非同期 PHP フレームワークのような、さらに異なる PHP 実行環境との性能比較はどのような結果になるのでしょうか?

思いつくままにいくつかの挑戦を追加でやってみます。

対象とする聴講者は以下です。

  • 横に並べるサーバ台数を増やせない環境下での PHP の限界チューニングに興味のある人
  • PHP で ISUCON を戦っていきたい人
  • PHPerKaigi 2023 の元トークの内容を知っていて「この先に行くにはどうすればいいのか?」と思った人