雲のむこう、Supercloud 〜 ActivityPub実装Wildebeestから紐解くCloudflare by 中榮健二

PHPカンファレンス福岡2023
レギュラートーク(45分)

雲のむこう、Supercloud 〜 ActivityPub実装Wildebeestから紐解くCloudflare

n_1215 中榮健二 n_1215
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Twitterの変化が激しい今日この頃、ツイッタラーの皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は普段から技術情報の収集などあらゆる面でTwitterにお世話になっており、ホームと言っても過言ではありません。
しかし、最近はエイプリルフールでもないのに突然アイコンを犬に変えるCEOの采配などに不安を感じています。

万が一の際の移住先を色々と調べた中で、技術者としても興味があるCloudflareのWildebeestに手を出すことにしました。

WildebeestはActivityPub&Matodon互換サーバーであり、Cloudflare PagesとPages Functionsで稼働するフルスタックアプリです。
CloudflareアカウントとCloudflareを使用したDNS zoneが1つあれば、手持ちのドメインでセルフホストすることができます。

  • データベースに D1
  • オブジェクトキャッシュに Workers KV
  • 認証に Zero Trust Access
  • 非同期ジョブに Queues
  • メディアに Images

と、Cloudflareが提唱するSupercloudの見本市とも言えましょう。

私も以前からエッジコンピューティングには注目してはいたものの、読込の多いWebサイトのようなシステムにしか向いていないのではないか?という偏見がありました。

MastodonのようなWebアプリがエッジでまともに動く? 本当に?

本トークでは、Wildebeestの利用を通じて、最近ノリにノッているCloudflareのSupercloudを覗いていきます。

● 話したいこと

  • Cloudflareの提唱するSupercloudという概念
  • Wildebeestの構成とCloudflareのプロダクトについて
  • Wildebeestを運用してみた感想
  • パフォーマンス面

● 話さないこと

  • PHP