PHPカンファレンス福岡2023
レギュラートーク(30分)

歴史から見るCMSとSSG技術選定の勘所

gyugyu
1

ウェブサイトのコンテンツ管理とテンプレーティングはWWW初期から長らく課題とされてきました。

コンテンツ管理システム(CMS)というアイデアの原型が生まれたのは25年ほど前ですが、現在でも世界のウェブサイトの多くはWordPressに代表されるCMSで運営されています。
一方で、コンテンツ管理とテンプレーティングという課題に対する別のアプローチとして、静的サイトジェネレータ(SSG)という概念も発生し、今日でも発展を続けています。

CMSとSSGは二者択一のものとして解釈されがちですが、近年ではHeadless CMSのような折衷案も登場しており、周辺のスタックまで含めると選択肢は無数に存在すると言えるでしょう。
これらの選択肢を個別に検討するときりがありませんが、検討のための手がかりはないのでしょうか。

スピーカーはその手がかりが「歴史」にあると考えています。
ある技術やソフトウェアが開発されるには、それまでの出来事からニーズが発生するためであり、そのニーズを読み解くことで強みを見抜くことができるでしょう。

LAMPからJAMStack含め最新の動向まで、WWWの歴史やエンジニアリングの歴史とともに俯瞰していきましょう。