先日、4月19日に福岡発のオープンソース、baserCMSの最新バージョンがリリースされました。
世の中において、PHPにおけるフレームワークのニーズは、Laravelがうなぎ登りですが、baserCMSは、オープンソースとして外部のコードが受け入れやすいよう、規約重視であるCakePHPを採用し、最新バージョンもCakePHPで開発されています。
最新バージョンであるbaserCMS5の開発では、レガシーコードからの脱却を目指し、これまでの12年間の開発で熟成した「秘伝のタレ」的なコードを全て見直し、モダンな開発プラットフォームとして成長しています。
実は2017年より、ゆっくりとその開発が始まりましたが、その過程の中で、目指すCakePHPのバージョン対象が3から4へと変化し、そして、先日のbaserCMS5のリリース前に、ついにCakePHP5のベータ版が勧告されてしまいました。
このセッションでは、開発中のエピソードや移行のポイント、また、DIやサービスなどの概念を踏まえ、土台となるフレームワークがどのように変化しようと心が折れないアーキテクチャーとは何かについてお話できればと思います。