コロナ禍をきっかけとして、テレワークを導入した企業は珍しくないでしょう。
もともとソフトウェアエンジニアにとってテレワークは相性が良い部分もあったことから、様々な利点をもたらしてくれました。
その一方で、良いことずくめに思えたテレワークも、新たな問題をもたらしたこともまた事実でした。
従業員どうしの関係性や勉強会等の活発さといった文化をひとつの強みとしていたエンジニア組織は、テレワーク導入直後にはその強みがほとんど見えなくなっていました。
もともと組織には「開発組織活性チーム」というチームが存在しており、テレワーク導入による問題が無視できなくなってきた頃、「失われつつある組織文化を取り戻し、維持すること」を新たなミッションに掲げて活動内容を変化させました。
本トークではそこからおよそ 2 年にわたる「開発組織活性チーム」の取り組み内容と、それによって実現できたこと、できなかったことおよびそれらの考察をお話します。