複数サービスのシームレスな運用を目指したNotionの活用方法 by 中村 光佑

PHPカンファレンス福岡2023
レギュラートーク(30分)

複数サービスのシームレスな運用を目指したNotionの活用方法

litencatt 中村 光佑 litencatt

Notionはとても優れたドキュメンテーションサービスであり、ある程度使い方を覚えてしまえばこれまで様々なWebサービスを組み合わせて仕事していたものが使い方次第でNotionだけでそれらが行えて便利なことから、自身が所属する会社においても導入後はエンジニアに限らず様々な職種の方々が利用しています。

自身が所属する事業部内で私は複数のサービスを運用するチームにも所属しており、そこで最も利用しているNotionの機能はデータベース機能です。Notionのデータベース機能とは単なるページの集合体ではなく、フィルター機能や各種ビュー機能などが備わっていることから、複数のサービスの仕様や運用マニュアルなど膨大な量のドキュメントを分類して管理するのにとても便利な機能であり、すでにサービスの運用を行う上では欠かせないものとなっています。

しかしそのようなデータベースをここ2〜3年管理する中、ドキュメントやデータベースが日々増加してきたことで以下のような課題や要望が発生してきました。

  • 問い合わせ対応をする上で運用マニュアルを管理するデータベースから知りたい情報がうまく見つけられない場合がある
  • 仕様や運用マニュアルなどコンテキストごとに複数のデータベースを作成しているが、それらの情報が連携できておらず欲しい情報にうまくたどり着けない
  • 普段Slackで運用メンバー同士がコミュニケーションをとっているのでそこからNotionの情報にシームレスにアクセスしたい
  • サービスの仕様などサービスにとって重要なドキュメントはレビューした上で更新したい

このような課題や要望を解決するために運用しているルールや利用しているツールなど、自身が所属する組織においてどのようにNotionを活用してサービスを効率的に運用しているかについての知見を共有したいと思っています。