苦労してソフトウェアを開発したのに使ってもらえなかったことや、リリースしてから致命的な問題に気づき作り直しが必要になったことはありませんか?
ソフトウェア開発プロジェクトの失敗のうち、要件定義における失敗が原因である場合は4割にも上るという報告もあります。アジャイル開発のような適応を重視する開発アプローチを採用していても、要求を獲得し分析することの重要性は変わりません。
そこで本トークでは、「要求工学」と呼ばれる分野から、ソフトウェアに求める振る舞いを定義し記述するための以下の知見を紹介します。
・要求工学を実践するプロセス
・利害関係者を明らかにする分析法
・現状を分析し課題を明らかにする手法
・要求を抽出するための手法
加えて、発表者が実際の開発案件にそれら手法を適用して得た学びを共有します。