関数型プログラミングの理解で気付くオブジェクト指向という哲学 by 田中ひさてる

PHPカンファレンス名古屋2025
レギュラートーク(30分)

関数型プログラミングの理解で気付くオブジェクト指向という哲学

tanakahisateru 田中ひさてる tanakahisateru
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このセッションのゴールは、オブジェクト指向の再認識です。

SOLID原則を世に広めた、アンクル・ボブことロバート・C・マーチンの新刊、「Functional Design」が登場しました。関数型ブームの影響を受けた現代のプログラミング言語から見ると、この本の登場はむしろ、遅すぎたと言ってもよいかもしれません。しかし一方で、私達は普段の経験で十分に、関数型の本質的な原理を理解したと言えるでしょうか。

改めて関数型とは何なのかを理解し、そこから逆説的に、次のようなテーマを深堀りしていきたいと思います。

  • 関数型の支持者がOOPと呼んだ概念の的外れっぷり
  • 計算機科学でオブジェクト指向をとらえようとした過ち
  • 生成AIやオブジェクト指向と、21世紀の哲学の相性の良さ
  • プログラマーと日本人はなぜオブジェクトをうまく説明できないのか

(ぜんぶ喋れるんかこれ!?)