私が担当しているメール共有サービスのメールディーラーは2024年10月に「AIクレーム検知オプション」をリリースいたしました。
開発に当たり、メールディーラーで初めてβ版をコンテナで構築し、
お客様にご協力をいただき、ChatGPTで判定しているクレーム検知の精度向上を行いました。
そしてコスト削減や負荷分散を狙い、製品版をAWSで構築することで、
クレーム検知の精度を実用レベルまで向上させ、約65%のコスト削減に成功しました。
AWSやコンテナは新しい技術ではありませんが、メールディーラーは全機能が一つのサーバに実装されており、
WebサーバとDBがひとつのサーバに集約されているため、導入には苦労しました。
AWSの導入にあたって、どのように目的を整理し、利害関係者を説得したのか?どのようにして目標を達成したのか?
可能な限り事例を交えて説明いたします。