私は新卒エンジニアとしてスクラムに関心を持ち、Certified ScrumMaster (CSM) 資格を取得しました。そして、大規模プロジェクトにおいて、先輩のスクラムマスターがスクラムを導入していく様子と、その変遷に携わった経験を通して得た知見を、このセッションで皆さんと共有したいと考えています。
初期段階では、職能ごとにチームが分割され、コミュニケーション不足と手戻りが増加しました。後に他のチームにエンジニア兼スクラムマスターがアサインされ、チームビルディング、振り返り、他チームとのコミュニケーションの機会が増え、プロジェクトにポジティブな変化が生まれ始めました。
このセッションでは、新卒エンジニア視点からの具体的な経験とスクラムの文化を持たないチームにおいて、緩やかなスクラム導入を支援するスクラムマスターの動きについてもお話しします。