このトークでは、ある仮説を提案します。
技術的負債の、「利率」にあたる部分はチームメンバーの増加によって見かけ上増える
プロダクトの開発で機能とソースコードが変更されると貸借対照表の借方に新機能によって得られる価値(正味現在価値)が入り、貸方に技術的負債が入ると捉えられます。この、貸方に入る技術的負債が通常の負債とは異なる性質を持つと言うのが、この仮説の骨子です。
トークでは、貸借対照表や正味現在価値などの用語についても解説を加えます。
この仮説を通して、各チームで
・技術的負債の解消をするかどうか
・いつ技術的負債を解消するか
・カスタマイズをすべきかどうか
・カスタマイズをする場合はリファクタリングを計画するか
などについて議論を深めるきっかけにしていただくことを目指します。
※内容の正確さには注意を払いますが、私は会計学の専門家ではありません。