アラン・ケイ博士が考案した最初のオブジェクト指向言語Smalltalkは、トリグヴェ・リーンスカウク氏が論文でMVCを提唱するきっかけとなり、あのKent BeckもTDDやXPの考案者として有名になる前はSmalltalkの開発者、SUnitの作者として名を馳せました。
Smalltalkを学んでみたいと思っても、学習環境はあまり整っていないように思います。 しかし我々の手元にはAIがあります。 私はAIの力を借りて、Smalltalk を(少し)学んだ結果、オブジェクト指向とWebのなかった時代のMVCの真髄に触れた気がしました。
このセッションでは、Smalltalkを通してメッセージ指向のオブジェクト言語、またMVCフレームワークではない真のMVCとは何かを紹介することで、現代に生きる我々が過去を学び、日々の開発に対して新しく視野が開かれていくという温故知新を目指します。