「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」はドイツ帝国宰相ビスマルクの言葉として有名です。しかし、ソフトウェア界隈では、「とりあえずやってみよう」を標語に経験から学ぶことが奨励されています。 またスクラムもその理念の一つとして、経験主義を掲げています。 経験から学ぶことは本当に悪いことなのでしょうか。
本セッションではネットの記事や書籍、スライドや発表から学ぶことと、自分で経験することから学んだことを区別する考え方を紹介します。 そして経験主義の語源や哲学史上の意義を紹介し、誤解されがちな経験主義の本当の位置づけを見直します。