Webサービスではプロフィールアイコンや記事画像、そのサムネイルなど、さまざまな場面で画像ファイルを取り扱います。画像ファイルは、とりあえずアップロードできて、表示できれば十分でしょう、と思われがちですが、どのような形式でどこに保存するか、どうやってユーザーに配信するか、どのようにして配信する形式に変換するか、実際には多くの考慮すべき点があります。
この発表では、Webサービスにおいて、ユーザーがアップロードした画像を保存し、適切な形式に変換し、それをユーザーのもとに配信する一連のプロセスに焦点を当てます。画像フォーマット、セキュリティ、PHPでの実装、ストレージ、CDNの利用方法など、各段階での重要なポイントをまとめ、考慮すべき要素を紹介します。