オープンソースソフトウェア(以下OSS)は現代において非常に重要な役割を担っています。業務として、あるいは趣味として、すでに貢献している方やこれから貢献したい方がいると思います。
ところで、OSSへの関わり方は非常に多様です。簡単なものでは誤字脱字の指摘から、機能追加やバグ修正、果ては自作OSSの開発まで、正解はありません。
発表者は機能要望や誤字脱字の修正からOSSに関わり始めました。その後個人的な目的のために小さなOSSを自作するようになり、自身の技術力向上に伴い有名プロジェクトへの機能追加もするようになりました。現在は一定のユーザーを抱えるOSSプロジェクトを運営するようになり、私以外のコミッターと一緒に開発しています。この発表では私個人の経験を通じて、多様なOSSへの関わり方を考えていただく一助にしたいと思います。