開発を加速する効果的な自動ユニットテストのいろは by 河瀨 翔吾

PHP Conference Japan 2025
レギュラートーク(25分)

開発を加速する効果的な自動ユニットテストのいろは

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自動ユニットテスト、書いていますか?

自動ユニットテストがコードの品質や変更容易性を向上させ、高い開発生産性の実現に寄与することは、もはやソフトウェア開発における共通認識と言えるでしょう。

しかし「どうやって書けばいいかわからない」から脱却できず、自動テストの導入に二の足を踏んでいる現場は未だに多く存在するようです。また「テストを導入した・している」という事実だけで満足してしまい、書いたテストが必ずしも効果を発揮していない、あるいは逆に開発の足かせになっている現場は後を絶たず、「テストは書いているけれど、逆に手間が増えてしまっている」「テストコードが増えすぎて保守が大変になった」といった声を聞くことは珍しくありません。

本トークでは、効果的な自動ユニットテストを書くための考え方やテクニックを、具体例やアンチパターンを通じてわかりやすく解説します。また、動的型付インタープリタ言語である PHP ならではの事情を交えながら、現場ですぐに役立つ知見を共有します。

このトークを聞いて欲しい人

  • どうやってテストコードを書けばいいかわからず、導入に踏み切れていない人
  • テストコードを書くのが「面倒くさい」「運用が大変」と感じている人
  • 自動ユニットテストを書いているが、「これで正しいのか?」と不安がある人
  • 良いテストコードを書く技術を身につけて、組織やチーム文化を改善したい人

お話しすること

  • 効果的な自動ユニットテストを書くための基本的な考え方とテクニック
  • よくあるアンチパターンと処方箋

お話ししないこと

  • 自動テスト導入そのもののメリット
  • 特定のツールやライブラリ、フレームワークの詳細な使い方
  • インテグレーションテストやE2Eテスト、全体のテスト戦略について