設計に迷ったら手を動かせ 〜VibeCodingで本質に近づく〜 by 清家史郎

PHP Conference Japan 2025
レギュラートーク(25分)

設計に迷ったら手を動かせ 〜VibeCodingで本質に近づく〜

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この設計、本当に正しいのかな…?そんな迷いに出会ったとき、どうしますか?
本セッションでは、「とりあえず書いてみる」「すぐに壊してまた作る」という軽やかなプロトタイピングスタイル=VibeCodingを通して、設計を具体的なコードで試し、磨き上げる方法を共有します

VibeCodingは、一見直感的で自由にコードを書くように見えますが、実は『何度も作り直して設計の輪郭を探る』ことを積極的に肯定した開発スタイルです
生成AIや補完ツールとテンポよく対話しながらコードを書くことで、頭の中の設計と実際のコードとのギャップを素早く埋め、設計が実際にどう動くのかをリアルタイムで検証できます

セッションでは、VibeCodingによって得られた具体的な知見を共有します
『壊しやすい構造』『変更を戻しやすい設計単位』『生成AIと開発者の思考のギャップ』など、具体的な観点から、短時間で設計を試し、評価し、改善するサイクルの構築法をお伝えします

議論やドキュメントだけで設計を詰めるのではなく、『まずコードを書いて試し、壊してまた考える』という積極的な開発姿勢を後押しし、設計に迷いなく取り組む方法を掴んでいただきます

お話すること
 - VibeCodingの定義と設計への応用
 - 生成AIを用いたプロトタイピングと考察ループの構築
 - 書きやすさ・壊しやすさ・戻しやすさから設計を掘り下げる視点

想定聴講者
 - 設計の妥当性に迷う方
 - プロトタイピングで設計検証を繰り返したい方
 - 生成AIと共に“考えるように書きたい”すべての開発者