SLA 原則の活用 - 実装の抽象化レベルを揃える - by 新原雅司

PHP Conference Japan 2023
レギュラートーク(50分)

SLA 原則の活用 - 実装の抽象化レベルを揃える -

shin1x1 新原雅司 shin1x1
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概要

ソースコードを整理する方法は数多くありますが、SLA(Single Layer of Abstraction) 原則もその一つです。この原則では、メソッドや関数内に混在するコードの抽象化レベルを整理して、異なる抽象化レベルを持つコードを分離し、同じメソッド内は同じ抽象化レベルとなるようにします。

本セッションでは、この SLA 原則の考え方をベースにして、メソッドや関数、クラス、そしてアプリケーションアーキテクチャにおいて、抽象化レベルを揃えることでより理解しやすいコードにしていく考えを解説します。

話すこと

  • SLA 原則とは
  • メソッド(関数)の抽象化レベルを揃える
  • クラスの抽象化レベルを揃える
  • アーキテクチャレイヤの抽象化レベルを揃える
  • 抽象化レベルによるテスト戦略