SPA全盛の時代ですが、凝ったUIを必要としない社内システムなどでは、
まだまだ古き良きMPA(Multi Page Application)構成を採用することは普通にあります。
MPAだとビューのテストは基本的にフレームワークが提供してくれる結合テスト基盤を使って行うことになると思いますが、
結合テストで検証できるのはあくまでHTTPレスポンスの内容までで、その後ブラウザ上で行われるJavaScriptの処理はテストすることができません。
MPAでも一部の画面にだけちょっとしたDOM操作や非同期処理が必要になるケースは多く(例えばいいねボタンとか)、
このようなJSの処理は上記の理由から自動テストがサボられがちです。
このトークでは、こういったMPA上のJSの処理をe2eテストによって楽にテストする方法を、Laravelにおける実装例をもとに解説します。