グループとチームは違う、と言われます。
その違いは「ただ人が集まっている状態の集合体」と「共通の目的を持ち、取り組む集合体」のように説明されます。
仕事の文脈では、色々な場面で「チーム」が組成されると思います。
しかし、実態は「与えられたタスクをバラバラにこなす、個人ワークがメインで・・」というのも、よくある話ではないでしょうか。
目的やメンバーのレベルによってはそれでも問題なく、むしろ最適な場合もあると思います。でも「チームとして動いた方が良いのにできていない」のであれば勿体ないことです。
このあたりの話は、世の中に多くのノウハウやパターンが出回っています。インセプションデッキもそうだし、スクラムのフレームワークも透明性・検査・適応の実現の過程で「チームで動く」ためのコミュニケーション設計が成されているように感じます。
「じゃあ明日からチームになっていこう!」と思った際に、何から手を付けましょうか?
このセッションでは、私自身がこれまでに参加した「チーム」や、リーダーの立場で実際に行い・フィードバックを得た経験も交えながら、「 そもそも、なぜチームになる事が求められるのか」「グループではなくチームになるために大事にしたこと、やってみてよかったこと」をお伝えしたいと思います。