2021年8月に開催された「ISUCON11予選」に参加してきました。
GopherやRubyistが巣食う予選で、PHPerはどれだけ成績を残せたのでしょうか...!
本トークでは、予選に参加する過程で生まれたエピソードや成果をご紹介します。
例えば、以下のような話題を扱う予定です。
PHP-FPM(FastCGI Process Manager)の設定項目を「なんとなく」「デフォルトのまま」にしていませんか?
不適切な設定は充分なパフォーマンスが発揮できないばかりか、障害の原因にもなりかねません。
本発表では PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定項目の意味、適切な設定値の判断方法について説明します。
スタッフに興味あるけど「スタッフってつよつよエンジニアばかりなんじゃないの?」とか「自分なんかにできるのか?」なんて不安を感じて応募を躊躇ってしまっていませんか?
いつもお世話になるばかりだった私が、当日スタッフに応募しようと思った動機と、実際にやってみてどうだったかという話をしたいと思います。
そして「次回は応募してみようかな」と思った方が一人でもいたら嬉しいです。
【トーク対象】
・LaravelのSessionについて知りたい
・障害発生時の原因特定から対策までの流れが聞きたい
【分野】
運用、データベース
【トークの概要】
webアプリケーションでCookieを利用したSession管理を行うことが多いと思います。
最近のフレームワークはSessionをとても簡単に活用できるためその維持管理について特に考えないことが多いです。
Laravelで構築したwebアプリケーションで、急激な性能劣化が発生して原因の特定と対策をすぐに行わなければいけない状況が発生しました。結果的にLaravelのSession設定を変更することで劇的にパフォーマンスが改善しました。
本セッションでは、なぜSessionが原因で性能が劣化したのか、また改善した理由について、経緯を踏まえてお話します。PHP/Laravelでのセッションの大まかな仕組み、性能劣化の要因、対策方法について説明します。
開発したプロダクト、その価値を届けるにはいわゆるDeployを行わなければなりません。
このLTでは、デプロイ先の環境でアプリケーションがDocker上で稼働することを前提として、
デプロイ時に利用できる便利なCLIツールをいくつか紹介します。
現場によって様々な事情やユースケースがそれぞれあると予想されるので、「こういうときに使うのが適切」という観点での事例や見解を交えてお話しします。
プロダクトに関わる皆さんの今後の運用・成長に有益となる情報を提供できれば幸いです。
2021/8/7 時点では、ecspresso・copilot・jsonnet・direnv 等を紹介する候補として想定しています。
2021/10/3 追記: Reveal.js 版スライド -> https://kutt.it/53AoU3 (シークレットウィンドウで開くのを推奨。履歴が増殖するので)
みなさんのアプリケーションのデプロイは高速ですか?
昨今のWebアプリケーション開発では、UIはVue.jsやReactなどを使ったSPAとして提供し、PHPはAPIとしてデータを提供してSPAと連携する構成がよく見られます。
ただ、この構成で長く提供されているWebアプリケーションであればあるほど、UIの変更や更新が頻繁に行われるSPAのコードの中身は複雑になり、ビルドが少なくない時間を取ってしまってデプロイフローの開始から完了までの時間が長くなってしまう問題が発生してきます。
今回は、そういった課題が発生したWebアプリケーションのデプロイを高速化するために、PHP側の改善はもちろんのこと、フロントエンド目線でnode_modules周りやフロントエンドビルドツールまで手を加えた際のTipsをお話できればと思います。
このトークをお聞きいただき、高速なデプロイを手に入れて、高い開発体験とWebアプリケーションを使ってくださるユーザーさんに対して価値提供の高速化を実現する一助になれば幸いです!
PHP Conferenceの参加は初で、大きいカンファレンスでの登壇経験は浅いので、なにとぞお手柔らかにお願いします!
PHPといえば、Web開発。
Web開発と切っては切り離せないのが「データベース」と「SQL」です。
このトークは、オライリー・ジャパン出版の名著「SQLアンチパターン」で紹介されている25のアンチパターンを「超特急」で学ぶものです。
わずか4分のLTで、25個のアンチパターンをおさらいします。
東京2020オリンピックのピクトグラムパフォーマンスのようなスピード感のある超特急LTをお楽しみください。
大事なところだけをギュッとして、明日からすぐ使える知識としてお届けできたら幸いです。
PHPerKaigi2021でベストフィードバッカー賞をいただきました。
これは「フィードバックの数 x 愛」が1番だったという賞ということでした。
カンファレンス中に合計21個のフィードバックを送っていました。
正直見たセッション全てには送れていないです。
実際みんなあんまりフィードバック送ってないのかな?と思ったのでこのLTの時間を使って
・フィードバックって大事だよね
・フィードバック送ってみようかな?
って少しでも多くの人に思ってもらおうと思いプロポーザルを投げました。
大きなカンファレンスでプロポーザル採択による登壇はしたことがありません。
よろしくおねがいします!
昨今のE2Eレベルのテストではその自動化テストのツールとしてSeleniumに代表されるようなブラウザ操作ライブラリが使われます。
Seleniumなどを使ったことがある人は多いでしょう?ではその裏側で行われている仕様については知ってますでしょうか?
本トークでは、PHPで実際にSeleniumのようにブラウザを動かすツールを自作するプロセスでそれらの仕様を理解する場を提供します。本トークで得られることは以下です。
本トークを経て、WebDriverについての理解が深まることで、ブラウザ操作の自動化についての技術的理解が一段深まるお得な4分間にいたします。
皆さんリリースの頻度はどれくらいでしょうか?
毎日、毎週、もしかして毎秒だったりしますでしょうか。
一般的に我々開発者が顧客に望まれるプロダクトを作るためには高頻度のリリースは必要不可欠です。
しかし、それを実現するためには完全に作り込んだ機能が実現できてないといけないのでしょうか。
今回は未完成の機能をプロダクション環境に混ぜ込むための、フィーチャートグルの概念、効能をご紹介します。加えてlaravelに組み込んだ例もご紹介します。