みなさまはPHPにどのような印象を持っていますでしょうか。
人によってはまともなプログラミング言語として捉えないという方も少くない、毀誉褒貶のとても大きい言語です。
PHPと名のつくものは1994年に生まれ、作者自身のWebについてのニーズに応えるためにその姿を変えてきました。
もとは単なるテンプレートエンジンに毛の生えたようなものでしたが、1998年に公開されたPHP 3.0の頃には現在に近い構文に、オブジェクト指向らしき機能を備えはじめていました。
このトークではPHPの30年近くにわたる歴史の中で、特にOOP関連の仕様に絞って言語の変遷を紹介いたします。
(言語仕様・構文の比較を主な考察対象としており、オブジェクト指向設計については取り扱いません)