筆者は現職の(株)タイミーも含め、数社のスタートアップでサービスの開発に従事してきました。
オブジェクト指向を学び、ドメインをどう抽象化するか考え、実際にコードを書き、同僚とともに知恵を出し合った末に一つの結論にたどり着くのです。
「このコード設計よくないね」
しかし負債を返すためのリファクタリングに当てられる工数は限られています。本当は何日でも設計について悩めるのに数時間で結論を出さなくてはならず、手癖で設計するしかないような現場もあることでしょう。
いい設計はわからないが、痛い目に遭った設計はわかる。そんな自分の経験と設計原則を照らし合わせて一体どうすればよかったのかを検討していきます。
そしてタイミーで辿り着いたよりよい設計のためのプラクティスについてもご紹介いたします。