Kotlin の高階関数とタイプエイリアスでドメインを技術的要素から解放する by 柄池 大輔

Kotlin Fest 2025
ショート(20分)
Webバックエンド/サーバサイド 初級者

Kotlin の高階関数とタイプエイリアスでドメインを技術的要素から解放する

garagara21kt 柄池 大輔 garagara21kt
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DI コンテナに慣れ親しんだ開発者が直面する課題として、ドメイン層への技術的依存の混入があります。ドメインサービスでフレームワークが提供する DI を使用しているのは、ドメインロジックが技術的要素に依存していないと言えるのでしょうか?
本セッションでは、Kotlin の高階関数とタイプエイリアスを活用することで、DI コンテナに依存せずにクリーンな依存関係の注入を実現する手法を紹介します。従来のクラスベースのドメインサービスから、純粋な関数としてドメインロジックを表現し、高階関数による依存関係の注入パターンを通じて、技術的関心事からドメインを完全に分離する実践的なアプローチを解説します。

Outline (案)

  1. クラスベースの DI に感じる課題
  2. ドメインサービスの関数型アプローチ
  3. 高階関数による依存関係注入
  4. タイプエイリアスによる可読性向上
  5. まとめ