本セッションでは、ビジネス仕様をできる限りありのままにコードで表現(翻訳)するテクニックをKotlinを用いて解説していきます。
なぜビジネス仕様をありのままに表現したいのでしょうか?それは仕様や解決したい課題を正しく理解するためです。
自然言語で書かれたビジネス仕様は、どうしても曖昧な表現を含んだり、全てのシナリオが考慮されていなかったりします。その結果として出来上がったシステムは、仕様を考えた人(ドメインエキスパート)が想定していない挙動をしてしまうことがあるでしょう。
Kotlinの言語機能を活用してビジネス仕様をコードへ翻訳していくことで、現行の仕様では情報が不十分なときに、コンパイルエラーという形でKotlinが教えてくれるようになります。
最終的に出来上がったコードが、ドメインエキスパートが読んでも理解できるのが理想!