多くのプログラミング言語には、言語仕様書が用意されています。
言語仕様書を読むことで、その言語に対する理解を深めるのみならず、知らなかった機能を発見することもあります。
しかし、言語仕様書を読みたいと思う一方で、とっつきにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。
本発表では、型システムや継承など普段からよく使用する機能を取り上げて、言語仕様の観点から解説します。
日頃何気なく書いているコードを体系的に理解することで、次の2点の達成を目指します。
・Kotlinのより深い理解: 表層的な使い方から一歩踏み込み、Kotlinの本質的な理解につなげる
・言語仕様書を読む意義の理解: 「なぜコードがそのように動くのか」の答えが見つかる仕様書の意義・魅力を知り、読んでみたいと思ってもらう
想定聴講者: Kotlinを業務・個人開発で使用し、より深く理解したい方(脱初級者を目指す方)