Property Based Testing(PBT)は、関数のテストにランダムに生成された入力値を用いることで、エッジケースの見落としを発見しやすくするテスト手法です。
そして、KotlinでPBTを行うための強力なツールとしてKotestがあります。KotestのPBT機能はKotest本体のテストフレームワークの機能とは独立しているため、JUnitなど他のフレームワークを利用していても簡単に導入が可能です。
このセッションでは、PBTのメリットについてJUnit + Kotestを利用したテストコードの例を用いて説明しつつ、独自型のランダム値生成などの利用機会が多そうな機能も紹介します。
また、私はPBTを行うことがクラスや関数の設計の堅牢さに対して良いフィードバックがあると実感しており、それを示す例ついても触れたいと考えています。
よろしくお願いします。