Kotlin 1.5から追加されたValue Classは、特定の型のラッパーを効率的に作成することができ、ドメインモデルを型で厳格に表現したいとき等によく使われます。
現在Value Classは単一のプロパティしか持つことができませんが、複数のプロパティを持つアイディアが存在することは知っていますか?
Kotlinの言語仕様が議論されるKEEPには、Value Classが複数プロパティを保持し、完全な不変性を実現するデザインノートが存在します。
これが実現すると、Kotlinにとって大きな変更になることは間違いないでしょう。
このセッションでは、KEEPやその周辺情報を元にValue Classの今と未来について考えます。