プレゼンタイプ / Presentation Type [Standard]:
レベル / Level [Intermediate]:
カテゴリー / Categories [Java SE]:
後日セッション動画の公開を希望する / Agree to publish your session video [Yes]:
メディア取材可否 / Can you respond to the interview? [Yes]:
概要 / Abstract:
これまでJavaで動くシステムではアプリケーションの情報とOSの情報は柔軟に取得できました。その間で動いているJava Virtual Machineに関する問題に備えるためにはMBeanとJVMログから取得するのが一般でした。しかしながら取れる情報が漠然としていたり、大量にログに出力されるために問題に気付けないなど、監視するのは非常に難しい物でした。
そこで登場したのが JDK Flight Recorder (JFR)です。
JFRはOpenJDK 11に導入され、その後 OpenJDK 8 にバックポートされました。そのため、多くのユーザがマイナーバージョンを上げるだけでも利用できます。
JFRは標準でも2%程度の負荷でJVMの様々な情報を記録します。また、JFRはさまざまなAPI提供しており、これらを使うことでアプリケーションの情報の記録も低負荷で行え、アプリケーション側ではJFRで記録された情報をもとにアクションすることもできます。
本セッションでは、JFRの全体像の紹介と実案件で使用したナレッジを紹介します。