Red Hat Application Foundationsから学ぶアーキテクチャー入門 by 瀬戸 智

JJUG CCC 2022 Fall
採択
2022/11/27 16:00〜
Track C (#jjug_ccc_c)
Sponsor Session (Video:40min + Live:10min)
StepUp Jakarta EE Architecture Yes (YouTube)

Red Hat Application Foundationsから学ぶアーキテクチャー入門

megascus 瀬戸 智 megascus
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なんでもかんでも1台のサーバーに入れて巨大なシステムを構築していないでしょうか?
システムが巨大化するとレスポンスタイムの低下や、開発速度の低下等のいくつかの問題が発生するようになります。
Red Hatではアプリケーションを小さく作り複数のサーバーに分割してシステムを構築することを推奨しています。
そうすることで、不必要なレスポンスタイムの低下や開発速度の低下を防ぐことができるようになります。
しかしながら、サーバーを複数台に分割する場合は1台ですべてを作る場合に比べていくつかの注意点が必要になる場合があります。

Red Hat Application FoundationsはJava EEを実装するJBoss EAPやMicroProfileを実装するQuarkusやそのほかのミドルウェア、インテグレーション製品のどれを使っても良いというサブスクリプションになります。
このセッションではRed Hat Application Foundationsに含まれる製品やそのほかのOSSを使用して、どうやってアプリケーションを分割していくのかと、分割する上での注意点について説明します。
Red Hatの製品はすべてがOSSでベースとなるアップストリーム製品(≒github上等でOSSライセンスで公開されているリポジトリ)があります。
Red Hatのサポートが不要な場合はサブスクリプションを購入しなくても使用することができます。
ですので、Red Hatのサブスクリプションを購入したことがない方、購入する予定のない方でも聞くことができます。

すでに巨大なJava EEサーバーで構築されているシステムを抱えている方や、これからシステムを分割していきたい方、1台のサーバーでしか作ったことがない方の知識の助けになると思いますのでぜひご参加ください。