AIエージェント時代に備えるAWS Organizationsとアカウント設計 ― 権限とスコープの視点で「システム境界」を再考する by Hajime KOSHIRO

JAWS DAYS 2026
セッション(20分)

AIエージェント時代に備えるAWS Organizationsとアカウント設計 ― 権限とスコープの視点で「システム境界」を再考する

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生成AIやAIエージェントの活用が進むにつれ、AWS上では人やCI/CDだけでなく、自律的に動作する主体が増えていくと考えられます。この変化により、「どの権限が、どのスコープで動けるのか」というシステム境界の設計が、これまで以上に重要になっています。

現在の我々のAWS環境では、複数のシステムや機能単位が同一基盤上で連携して動作しており、AWS Organizationsを利用しつつも本格的なマルチアカウント化は途上にあります。AIエージェント時代を見据え、現状の境界設計のままで良いのかという課題意識を持つようになりました。

本セッションでは、AWS OrganizationsやAWSアカウントを、権限とスコープの観点からどのようなシステム境界として捉え直しているかを共有します。これからOrganizations運用やアカウント設計を本格化させる方の補助線となることを目指します。