「暑い日にスマートフォンを使っていて、アプリの動作が遅くなった…」そんな経験、ありませんか?
特に屋外で利用されるアプリにとって、端末の温度はユーザー体験を大きく左右する重要な要素です。
スマートフォンが熱を持つと、アプリのパフォーマンスが著しく低下したり、一部の機能が制限されたりすることがあります。このような影響を把握しておくことは、快適なサービス提供のために非常に重要です。
本LTでは、Foundationフレームワークに含まれる ProcessInfo.ThermalState API に注目します。このAPIを使うことで、デバイスの熱状態を4段階で把握することが可能です。
今回は、実際に屋外で利用されるモビリティアプリにおいて、春から夏にかけてThermalStateがどのように変化するのかなど、実測データと共にご紹介します。
さらに、端末が高温になった際にアプリが取ることができる対策についても触れます。
スマートフォンを「熱中症」から守り、夏でもクールで快適なユーザー体験をお届けしましょう!