皆さんのアプリでは、分析ログを正確かつ漏れなく収集できていますか?
私たちのサービスでも多くのログを送信していますが、かつては実装漏れやデグレによる送り漏れが頻発し、効果測定ができず仮説検証に大きな支障が出ていました。
とはいえ、少人数チームかつiOS・Androidの両対応、さらに限られた予算の中で、導入できる手段には制約がありました。
そこで私たちは、「ログ送信箇所にテストコードを追加する」方針をとることにしました。
この実践により、徐々に実装漏れがなくなり、デグレによるログ欠損も減少しました。
テストコードといえば通常はビジネスロジックに対して書くものという認識があるかもしれません。
「なぜそこにテストを?」と思われるかもしれませんが、設計を工夫すればログ送信にも十分活用でき、ビジネス上の価値も高いと感じています。
本トークでは、ログ送信に対してテストを書くことの効果や実例、そして設計上の工夫についてご紹介します。
ログ品質の担保に課題を感じている方に、実践的なヒントをお届けいたします。