クラウドAIエージェント「Devin」などの活用が進む中で、iOSアプリの開発も“人がビルドしてエラーを確認する”時代から“AIが自律的にビルド&デバッグする”時代へ向かっています。
しかし、私たちが取り組んだTCA採用プロジェクト「LogoREGI」では、xcodebuildによるCLIビルドそのものが大きな壁として立ちはだかりました。
例えば、 SKIP_MACRO_VALIDATION=YES ではMacroが展開できず、 defaults write com.apple.dt.Xcode IDESkipMacroFingerprintValidation -bool YES を設定しなければビルドできない、というCLI環境特有の落とし穴にハマりました。
さらに、 destination と sdk オプションの相互作用によるビルド失敗、煩雑で読みにくいログ出力など、「まずビルドを通すこと」自体が大きな課題となりました。
このLTでは、try! Swift TokyoのiOSもくもくハッカソン参加時に試行錯誤しながら見出した、「まずビルドを通す」→「安定してAIと連携できる構成へ」進めるまでの実践知を共有します。
LTで話すこと:
このLTが、CLIビルドの壁にぶつかるiOS開発者にとって、自動化に踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。