ユーザーフォント対応のためのカスタムフォントピッカー実装術 by atsuyan

iOSDC Japan 2025
パンフ記事(4ページ)

ユーザーフォント対応のためのカスタムフォントピッカー実装術

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iOS 13からUIFontPickerViewControllerが利用できるようになり、アプリ内でフォントピッカーを提供したい場合に簡単に実装を行うことができるようになりました。
またFonts capabilityによってカスタムのフォントも利用できるようになりました。

しかし、これらの仕組みは任意のフォントを自由にシステムにインストールできるというものではありません。
そのため、ユーザーが用意したフォントをアプリ内で利用できるようにするためには、アプリごとにフォントローダーやフォントピッカーを用意する必要があります。

この記事では以下のような内容を紹介します

  • iOSで利用可能なフォントの種類とその制限について
  • CoreTextのAPIとフォントローダーについて
  • CTTextから各種Attributeを取得する方法について
  • フォントピッカーとしてフォントの表示・選択を行えるようにする実装について