SwiftUIを用いた効果的な画面実装パターン - UIの複雑度とiOS Deployment Targetを考慮して by 栗山徹

iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

SwiftUIを用いた効果的な画面実装パターン - UIの複雑度とiOS Deployment Targetを考慮して

kotetu 栗山徹 kotetu

私が現在開発に携わっている iOS アプリでは、 iOS Deployment Target が 15 に上がったことを機に、今年から本格的に SwiftUI の導入を開始しました。

現状、機能・UI 共にシンプルな画面への対応が中心ということもあり、 MVVM パターンに近い設計方針で実装が進められています。しかし、複雑な画面でも設計が適用可能かどうかなど、今後へ向けた課題も抱えています。

また、 SwiftUI はバージョンが上がるごとに機能追加が行われていますが、一方で iOS Deployment Target によって使用可能な機能に制限が生じることから、プロダクトのサポート方針を考慮し、長期的なメンテナンス性維持の観点から SwiftUI の導入を進める必要があります。

本トークでは、 画面の複雑度iOS Deployment Target (本トークは 15 以上を対象とします) という 2 つの変数を元に、ケーススタディや実際のアプリの事例を交えて最適な設計方針について検討した結果をご紹介します。

アジェンダ

  • iOS Deployment Target から見た SwiftUI
  • 画面の複雑度から見た SwiftUI
  • 画面実装ケーススタディ 〜 iOS Deployment Target 15 から 18 まで
  • 画面実装ケーススタディ 〜 単機能な画面から複数の API 呼び出しを伴う画面まで