徳島大学で学生の60%以上が使っているiOSアプリ「トクメモ+」。
本稿では、開発・運用・譲渡までの実践知を共有します。
大学生活の中で感じた「使いづらさ」を、誰も解決しないなら自分がやる。
そんな思いから始まったのが、学内システムを一元化するiOSアプリ「トクメモ+」の開発です。
「ログインのたびに毎回IDとパスワードを入力」「講義資料・履修情報・時間割がすべて別サイト」など、日々の小さな不便を一つずつ解消することで、口コミを通じてユーザーが増加。大学側のサポートもAPIもない中で、MAU 3500人に使われるアプリへと成長しました。
本稿では「どう作ったか」だけでなく、以下のような実装・運用・引き継ぎの工夫も紹介します:
大学からサポートが無くても、お金がなくても、個人でも、価値あるプロダクトは作れる。
そんな実例として、学生開発や個人開発に関心のある方々にヒントを届けられたら嬉しいです。