iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

In-App Purchases申請の実態

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皆さんはIn-App Purchases(以下IAP)を提供するサービスに関わっていますでしょうか?
IAPによってサービスは継続的に収益を得ることができ、StoreKit 2によって以前よりも簡単に実装が可能です。

IAPを公開するためにはapp、メタデータなどを用意し審査に出す必要がありますが、色々と注意点・問題点が存在します。
・配信国が1つも設定されていないとrejectされます。
・IAPは審査通過した後自動で公開されるため、配信日時をコントロールすることが不可能です。公開日より前に審査だけ通したくても意図せずApp Storeに提供予定の機能が公開されることになります。

・公開されたIAPは配信国を0にすることでApp Storeより削除できますが、Account Holderしか配信国を削除することができず、権限を持つ人の状況次第で対応が遅れる懸念があります。
など…

では、これらの事象に対して我々は何ができるのでしょうか。

このLTではIAPを申請するために必要なこと・注意点を共有します。
またWWDC25の現地labでこれらの課題に対して質問してきた内容を実際に用いた資料も併せて共有します。

果たして解決策は得られたのか?皆さんに多くの最新情報を共有できたら幸いです。

ゴール:

・IAPの申請に準備が必要な情報や申請作業内容がわかる
・申請時に起こりうる問題とそのワークアラウンドを得られる

・本件についてのlabの回答内容を共有できている

アジェンダ:
・IAP申請に必要な準備
・申請後、実際に起こった問題・ワークアラウンドの紹介
・WWDCのlabで聞いてみた&回答について

対象者:

・IAPをリリース予定のエンジニア・非エンジニア
・IAPについてあまり詳しくないが興味がある方

・labの様子や回答内容が知りたい方