ガワアプリからSwiftUIへ 〜パフォーマンス向上への挑戦〜 by おしん

iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

ガワアプリからSwiftUIへ 〜パフォーマンス向上への挑戦〜

38Punkd おしん 38Punkd
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私たちの運用するアプリは、ファーストリリースから8年経ちました。リリース当初はWebViewを主体としたガワネイティブで開発されていました。しかし、ユーザー層の多様化(地下街のレストランや工場で勤務される方、最低限のスペックの社用端末を利用される方など)に伴い、通信環境が不安定な状況でのパフォーマンス課題が顕在化しました。特に、複雑なUIを持つ画面におけるもたつきやカクつきが、ユーザー体験を損ねているという課題に直面しました。

この課題を解決するため、そのような複雑な画面をガワアプリからSwiftUIに移行する計画を開始しました。
本セッションでは、その背景、技術選定、そして実現までの道のりをご紹介します。

  • ゴール設定の策定基準について
  • 長期間の開発が必要なリプレイスプロジェクトをどう社内に伝えたか
  • 仕様やデザインの見直しはどこまで行ったか
  • SwiftUIを主軸にすることで得られた開発・UIデザイン上の知見
  • WebViewから移行する上で気をつけるべきこと
  • 結果、どれだけパフォーマンスが改善されたか

複雑な画面のSwiftUI移行を検討されている方や、そのプロセスに関心のある方にとって実践的な学びとなれば幸いです。