本セッションでは、Live Activityに現在駅と次駅を表示するiPhoneアプリを一緒に作りながら、乗客がアプリを開く必要のない体験を実現します。その道中でCore Location、Core Motion、ActivityKit、SQLiteなどのフレームワークを使います。
データ収集
まず、実際のGPSデータを収集する専用iPhoneアプリを実装します。
アルゴリズムのブラッシュアップ
収集したデータを用いてリアルタイムに予測を行う純粋アルゴリズムを開発します。検証のために、シミュレーションデータを再生できるmacOSアプリを用意します。
バックグラウンド対応アプリの開発
本番のアプリではCore Locationの「signficant change location service」を利用して自動的に起動し、バックグラウンド位置取得でアルゴリズムにデータを供給し続けます。
自動的に開始・終了するLive Activityの実装
プッシュ通知サーバを使い、バックグラウンドからLive Activityを開始・終了させます。これにより、乗車の開始と終了に合わせてLive Activityが自動的に表示・非表示を切り替わり、ユーザはアプリを開く必要がありません。