SwiftUIが利用可能となって6年が経過し、今では500個以上のAPIが存在します。iOS 13でのリリース以降、毎年開催されるWWDCで新しいAPIが追加され続けています。それにも関わらず、私はiOS 13からiOS 15で利用可能となった基本的なAPIに留まり、新機能への追従ができていませんでした。
この現状を打破するため、「SwiftUI未使用API100本ノック」と称し、自分が使ったことがないAPIをひたすら学習・検証する活動を行いました。それにより、従来の複雑な実装がより簡潔に、そしてレンダリングに優しい書き方に変えられることを学びました。本トークでは、100本ノックで発見した便利なAPIを実際のコードに適用した事例を紹介します。GeometryReaderの代わりに containerRelativeFrame(_:alignment:)
を使う方法や、 onGeometryChange(for:of:action:)
による効率的な値の監視など、実践的な改善パターンをお見せします。
このトークのゴールは、より効率的でメンテナンスしやすいSwiftUIコードを書くための具体的な方法を学んで持って帰っていただき、日々の開発に役立てていただくことです。
対象聴衆は以下の方です。