iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

CoreDataでの大量データ処理

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CoreDataは、iOSアプリ内でのデータ永続化とCRUD操作を手軽に実装できる強力な標準フレームワークです。

少量のデータの読み書きを行うだけであれば、難しい考慮点なく利用することができます。
ですが、大量のデータを読み込んで表示する場合や、大量のデータの書き込みを行う場合は、
UI処理のブロックを防ぐ、大量データを高速に取り込める処理方法にするなどの考慮が必要となります。

具体的には以下のような工夫が必要となります。
・UI処理がブロックされないようバックグラウンドでデータ取得を行う。
・データ書き込みを数十〜数百件まとめて実施することにより高速化する。

このトークでは、これまでにCoreDataを用いて「1万件以上のデータの地図上への表示」や「100万件以上のデータのインポート処理」を実装してきた経験を基に、実用的な速度と利用感を実現するための具体的な手法をお話しします。