本業iOSエンジニア、副業で弓削商船高専の教員の私が、iOS開発経験ゼロの高専生5名と共に全国高等専門学校プログラミングコンテストのテーマ「ICTを活用した環境問題の解決」に挑みます。
開発期間は6月から10月までのわずか4ヶ月。
この無謀にも見える挑戦のリアルタイムな奮闘記をお話しします。
本トークでは、以下の3つの視点から、私たちの挑戦の過程を共有します。
社会課題からiOSアプリ構想へ
紙の大量消費と個人情報漏洩という2つの社会課題を同時に解決するため、どのようなアイデアを経てiOSアプリの構想に至ったのか。
そして、4ヶ月で開発を完遂するため、いかに機能を最低限の最低限まで絞り込んだのか、その要件定義のプロセスをお見せします。
ほぼオフライン環境のデモンストレーションを乗り越える技術設計
コンテスト本番は運営側が用意しているインターネット環境は不安定、作品のデモンストレーションに使えるスペースも机一個分という縛りあり。
そんな環境でも安定したデモンストレーションを実現するため、基本的な機能はローカル(サーバ含め)で完結するアプリ設計に舵を切りました。
通常のアプリ開発とは一味違う、制約の多い環境下での技術選定やアーキテクチャ設計の勘所を解説します。
iOS初心者チームの育成とリアル
iOS開発を知らない学生たちを、いかにして4ヶ月でiOSアプリを開発できるチームへと導くのか。
技術コーチとして、PMとして若手育成の壁とそれを乗り越えるための工夫を、リアルな経験談としてお伝えします。
セッション当日は、10月のコンテストに向けて学生は最も修羅場の時期。
開発の最前線で"今"起きているたくさんの「つらみ」や学びを、熱量高くお届けする予定です。
※ なお6月末時点、プロダクトコードは1行も用意できてません。