SwiftUI+TCAのパフォーマンス改善入門 by satoshin21

iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(40分)

SwiftUI+TCAのパフォーマンス改善入門

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2014年から運用しているアプリをSwiftUIとThe Composable Architecture(以降TCA)でリニューアルを開始してからおよそ2年経過しました。
今ではほとんどの画面を移行し終わり、SwiftUIとTCAを使ったiOS開発は生産性は大幅に向上させました。
しかし、これらの優れた技術を使っていても使い方を間違えると「アプリが重い」「スクロールがカクつく」「メモリ使用量が多い」といった問題に直面することがあります。私自身もこれらの問題に直面し、解決に取り組んでいる最中です。

本セッションでは、50以上のSwift Packageモジュールで構成される実際のアプリを題材に、SwiftUI+TCAの利点を活かしながらも発生しがちなパフォーマンス問題と、その解決方法を実例を交えて紹介します。

このセッションでは以下のような内容を話す予定です

  • SwiftUI+TCAの基礎とメリットと導入の背景
  • TCAの陥りがちなパフォーマンス課題
  • SwiftUIの陥りがちなパフォーマンス課題
  • それらのパフォーマンス課題にどう向き合ったか