iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(40分)

めざせ!SwiftUI Text修飾マスター!

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SwiftUIでテキストに意味や見た目の属性を与える「修飾」には、
Modifierを重ねる従来の手法、
iOS15以降のAttributedStringでの部分的なスタイル指定、
さらにiOS17以降のMarkdown記法の活用と、さまざまな選択肢が増えています。

しかし実際には、

  • 差分更新の仕組み
  • アニメーションとの相性
  • Unicode結合文字や多言語での動作
  • 複雑なハイライトや部分スタイルの表現力

など、見た目だけでは分からないハマりどころが多く、
どの方法を選ぶべきか迷うことも少なくありません。

このトークでは、SwiftUIのレンダリング仕様(Viewツリーの構造や再評価のタイミング)や、
状態管理との連携(State/Bindingと修飾の適用順序の関係)といった基礎を踏まえながら、
Modifier・AttributedString・Markdownという3つの修飾手段を深く比較し、
それぞれの得意・不得意を整理していきます。

さらに「一文中の一部だけ色を変える」「異なるフォントの混在」「多言語テキストの表示」など
実践的なユースケースをデモで比較し、
保守性やパフォーマンスの違いを体感していただきます。

SwiftUIのText修飾を極め、効率的で実用的なUI構築の知見をお持ち帰りください。

内容:

  • SwiftUIにおけるText修飾の基礎と進化
  • Modifier・AttributedString・Markdownの仕様と特徴
  • Unicode結合文字・多言語・複雑ハイライトの落とし穴
  • 「部分装飾」「複数フォント」「Markdown混在」の比較デモ
  • 差分更新・保守性・パフォーマンスの観点での比較
  • 最適な選択をするための判断基準とTips