iOSアプリで外部ストレージにデータをやり取りする際、UIDocumentPickerViewControllerを利用するのが一般的です。しかし、独自UIを構築したい、接続タイミングでカスタマイズしたい、といった要望に応える情報はほとんどありませんでした。
特にアプリ専用ストレージとの連携ではExternalAccessory.frameworkが候補となるものの、MFi登録が必要で敷居が高く、USB-C端末ではその必要がない場合もあります。
私自身もApple公式フォーラムで質問したり( https://forums.developer.apple.com/forums/thread/758598 )、Appleエンジニアの協力を得て、ようやくImageCaptureCore.frameworkというフレームワークを見つけることができました。
本セッションでは、AVExternalStorageDeviceDiscoverySessionやImageCaptureCore.frameworkなど、あまり知られていない公式フレームワークを活用し、「独自UIで外部ストレージを自在に扱う方法」を詳しく解説します。iOSで“思い通りのメディアファイル体験”を目指す方に、具体的な手法とTipsをお届けします。