アプリの「もっさり」を解決!MetricKitを活用したアプリのパフォーマンス改善 by otouto

iOSDC Japan 2025
レギュラートーク(20分)

アプリの「もっさり」を解決!MetricKitを活用したアプリのパフォーマンス改善

otouto555 otouto otouto555
4

―「最近アプリがもっさりしてきた」「なんだか動作がもたつく」―
こうしたパフォーマンスに関するフィードバックを一度は受け取ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、この「もっさり」は一体なにが原因で、どれくらい遅いのか?定性的な印象だけでは、改善の手がかりがつかめません。
弊社が開発しているアプリでも、特に利用頻度の高いユーザーから「もっさりする」といった声が寄せられていました。
そんな見えない「もっさり」の正体を明らかにし、改善につなげるためにMetricKitを活用しました。

このトークで話すこと

本トークでは、ユーザーの「アプリがもっさりする」という定性的な問題を、MetricKitを使って定量的に分析し、改善した方法を紹介します。

  • MetricKitの概要と選定理由
  • MetricKitを使ったパフォーマンスの見える化
    • メトリクスの収集プロセス
    • メトリクスの分析手法と整理方法
  • メトリクスの分析から見えたボトルネックとなっていたCoreDataの処理
  • 実際に行った改善アプローチとその効果
    • CoreDataの処理の最適化
    • 計算量を意識した実装
    • 結果:処理時間を大幅短縮し、ユーザー満足度も向上
  • コードのパフォーマンスを測定する方法

あなたのアプリにも、ユーザーがまだ言葉にしていない「もっさり」が潜んでいるかもしれません。
パフォーマンス改善の第一歩は、現在の状態を正しく測ること。つまり、「定量化」です。
本トークを通じて、ユーザーの体感を数字で捉え、改善へつなげる方法を知ることができます。
ユーザーから「アプリが軽くなった!」という喜びの声を聞く方法を一緒に学びましょう!