皆さんのアプリでは、依存性注入(DI)の仕組みを効果的に活用できていますか?
私たちの開発する大規模モバイルアプリ『GO』では、コンポーネントベースのアーキテクチャを採用しています。
しかし、現在採用しているアーキテクチャ標準のDI機能では、コンポーネントの追加やリファクタリングの際に大量の定型コード(ボイラープレート)を手動で修正する必要があり、生産性や開発者体験の低下が課題となっていました。
この課題を解決するため、新たなDIフレームワークの全面的な導入を決定。
導入にあたり以下の2つの大きな挑戦がありましたが、これらを乗り越え、約半年という短期間で導入を完遂しました。
本トークでは、導入前の課題分析から、開発影響を最小限に抑えた導入計画の策定・実行プロセス、そして開発速度の向上を達成するまでの実践的なアプローチについてお話しし、アプリ全体に影響する大規模な技術刷新を計画・実行する上での勘所や注意点を共有します。
このトークでお話しする内容が、アプリ全体へのDIフレームワークの導入時の注意点や、アプリ全体に影響する大規模な導入時にどのような点を考慮するべきかなど、皆様のアプリ全体を見据えた改善活動を進める際の一助となれば幸いです。
会場でお会いしましょう!